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ノートと鉛筆

さいたま市PTA協議会退会に向けて

東大成小学校PTAは、令和6年度定期総会において、現在所属している上部団体である、さいたま市PTA協議会の退会についての議案を審議します。

​このページでは、

  1. さいたま市PTA協議会との関わり

  2. 加入していることで

  3. 退会することで

  4. ​全国PTA連絡協議会について

 

について掲載しています。

会員の皆様は、こちらをよくお読みいただき、表決のご判断をいただきますようお願いいたします。

また、ご質問等ありましたら、東大成小学校PTA本部まで、お気軽にお問い合わせください。

文房具

さいたま市PTA協議会との関わり

東大成小学校PTAは設立当初から、PTA上部団体であるさいたま市PTA協議会に加入しています。(設立当初は、旧大宮市に所属していたので埼玉県PTA連合会に加入。さいたま市誕生後に、さいたま市PTA協議会へ移行。)

→ さいたま市PTA協議会HP

日本の多くの小中学校のPTAは、上部団体に加入しています。

PTAの上部団体は、都道府県または政令指定都市のPTA連合会やPTA協議会がこれにあたります。

日本全国のPTA上部団体のとりまとめ組織として、公益社団法人日本PTA全国協議会があります。

→ 公益社団法人日本PTA全国協議会HP

 

PTA上部団体は、

  • 各学校のPTA単会同士の橋渡し

  • 各学校のPTA単会からの意見のとりまとめをし、行政へ直接働きかける

​役割を担っています。

​令和5年2月、さいたま市PTA協議会における使途不明金の存在が発覚し、公に報道されました。

​参考記事:埼玉新聞2023年3月10日付け「驚き…1千万円超の使途不明金、さいたま市PTA協で発覚」

令和5年5月2日より、第三者委員会が発足され、調査が行われました。

​令和6年2月5日、調査報告書を受領したとなっています。

この件も踏まえ、東大成小学校PTAでは、さいたま市PTA協議会並びに日本PTA全国協議会との関わり方について見直すことを考えてきました。

  • PTA上部団体として充分に機能しうる団体なのだろうか。

  • 東大成小学校の子どもたちにとって、有益な存在と言えるのだろうか。

  • より良いPTA活動の為には、欠かせない存在と言えるのだろうか。

総合的に判断した結果、退会を前向きに検討する運びとなりました。

​令和6年度定期総会において、議案提出の予定です。

総会資料公開日に先立ち、こちらでお知らせいたします。

参考記事:WOMAN PRESIDENT 2022年7月22日付け「知られざるPTA上部組織の実態」

さいたま市PTA協議会に加入していることで

毎年、50円×全校児童数の上納金をPTA予算より支払っています。(そのうち10円は日本PTA全国協議会へ、20円はさいたま市PTA協議会へ、20円はさいたま市の各区連合会へ渡ります。)

さいたま市PTA協議会に所属する小中学校の各区連合会(PTA会長の会)の中から数名が理事、役員として選任(ほぼ輪番で回ってきます)され、さいたま市PTA協議会の運営を担います。(各区の連合会やさいたま市PTA協議会の理事会等の諸会議平日夜に開催されることが多く、小学生の子を持つ親が我が子を置いて参加することは困難です。育児と両立が困難な活動には疑問を抱きます。)

PTA本部役員は、さいたま市PTA協議会が主催している事業(研修会や講演会、広報紙コンクール・・・など)に参加することができます。(運営は全て理事、役員が担います。)

PTA本部役員は、さいたま市PTA協議会の下部組織である市内各区の連合会にて、PTA本部役員同士の情報交換会等の事業に参加することができます。東大成小学校PTAが所属する北区連合会では、北区民まつりにて出店事業も行いました。

さいたま市PTA協議会と協力保険会社で独自に作った「PTA活動総合補償制度」という保険に、団体割引価格で加入することができます。また、PTA会員の方は「児童・生徒ワイド補償制度」という個人保険に団体割引価格で加入することができます。(使途不明金は、この保険事業で得た収益金が関わっています。)

さいたま市PTA協議会を退会することで

​上納金の負担がなくなり、その分の余剰予算を児童の活動充実に充てることができます。

PTA会長は、さいたま市PTA協議会の運営を担うことが無くなります。(大きな負担軽減となり、より自校のPTA活動の充実に力を入れることができます。)

さいたま市PTA協議会が主催する研修会等の事業には一切参加できません。(本部役員の研修に関しては、全国PTA連絡協議会のオンラインセミナー等に自由に参加することができます。また、研修会に参加せずとも、現在はWebメディア等で多くの情報をいつでも好きな時に入手することが可能です。)

さいたま市PTA協議会の下部組織である市内各区の連合会に所属することもなく、情報交換会等の事業にも参加することができません。(各区の連合会は各校のPTA会長で構成されています。運営事務は全て、PTA会長達が無償のボランティアで行っています。運営に関わらなくなれば、PTA会長の負担軽減となり、より自校の子ども達の為に時間を使うことができます。情報交換のネットワークは、さいたま市PTA協議会とは別に、各中学校区連絡協議会があります。東大成小学校PTAは植竹中学校区四校連絡協議会と大宮北中学校区五校連絡協議会に所属しており、充分に他校との情報交換ができています。)


さいたま市PTA協議会と協力保険会社で独自に作った「PTA活動総合補償制度」という保険が利用できなくなります。「児童・生徒ワイド補償制度」に加入・継続されている方、来年度から新規で申し込みをされている方は、2025年3月31日をもって継続利用不可となります。(全国PTA連絡協議会にて取り扱う、同等の保険料と補償の保険をご紹介することが可能です。そちらをご利用、または他社の個人損害補償保険への乗り換えをご検討いただくこととなります。)

全国PTA連絡協議会について

全国PTA連絡協議会

全国PTA連絡協議会は、2023年に発足された一般社団法人です。

公式ウェブサイトによると、

「当協議会へのご登録にあたり、会員団体に対する人的、金銭的なご負担はありません。各都道府県、市区町村のPTAがフラットにつながることでメリットを享受いただける団体を目指しています。(全国PTA連絡協議会HPより抜粋)」

とあります。

東大成小学校PTAでは、全国PTA連絡協議会への会員登録を検討中です。

充実した内容のウェブサイトなので、閲覧するだけでもかなり有意義な研修になりますが、会員登録をすることで受けられるより充実したサービスがあります。

さいたま市PTA協議会を退会し、全国PTA連絡協議会に会員登録することで、

人員的・金銭的負担の軽減と、PTA活動の充実の両方が叶うと考えます。

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